サンク法律事務所の口コミや評判どう？安心して依頼できるか調査

サンク総合法律事務所は、債務整理や過払い金返還請求などの分野において、インターネット上で高い評価を得ています。新しい法律事務所のイメージがありますが、2017年6月20日に「樋口法律事務所」から名称を変更した、豊富な実績を誇る事務所です。

インターネット上にはさまざまな声がありますが、実際の口コミや評判が気になっている人も多いのではないでしょうか。ここでは、気になるサンク総合法律事務所の口コミや特徴を紹介しつつ、本当におすすめできる事務所なのかどうかを解説していきます。

サンク総合法律事務所（旧：樋口法律事務所）で債務整理した人の口コミ・評判

法律事務所の評判を知るには、利用者の経験談をチェックするのが一番です。まずは、サンク総合法律事務所で実際に債務整理をした人の事例や口コミを見てみましょう。

20代男性（会社員）

大好きなパチンコにのめり込み、消費者金融で50万円の借金をしましたが、借りたお金はパチンコや買い物、外食などにも使い、あっという間になくなってしまいました。返済に困ったときに思いついたのが、ほかの消費者金融やクレジットカードを利用して準備したお金を返済に回す「自転車操業」です。

その結果、借金の総額は210万円（毎月の返済額は6万5,000円）にまで膨らむことに…。困り果てた末に、サンク総合法律事務所に相談に行きました。

「親に絶対知られたくない」という希望を伝えると、裁判所を通さずに借金を減額できる「任意整理」を提案してくれました。消費者金融との交渉の結果、将来支払うはずだった利息の支払いをカットし、毎月の返済額を4万2,000円にまで減らすことに成功しました。親に知られずに返済を減らしてもらい、とても助かりました。早く完済して生活を立て直したいと思います。

30代女性（主婦）

夫が思わぬ怪我のために働けず、収入が途絶えてしまったことから、生活のために仕方なく銀行や消費者金融などから借金をしました。もちろん、夫が仕事に復帰し、収入が得られるようになればきちんと返済するつもりでしたが、実際には借金の金利が高かったため、毎月ほぼ利息分の返済を続けていくのが精いっぱいでした。元金がなかなか減らず、返済のために借金を繰り返した結果、借金の総額が650万円にまで膨らんでしまったのです。

収入から生活費を差し引き、返済にあてられるのは毎月5万円がやっと。しかし、このときの返済は毎月10万円以上になっていました。何とか返済を楽にしたいと思って相談をしたものの、借金は高額であり、任意整理をしても毎月の返済額を5万円以下にするのは困難。そこで、提案してもらった「自己破産」を選択しました。

裁判所により晴れて自己破産が認められ、総額650万円もあった借金はすべてなくなったのです。ネガティブな印象のある自己破産を行うのは勇気が必要でしたが、ためらっていても借金は減りません。一から生活をやり直すために、自己破産という決断は正解だったと思います。自己破産について不安な点を丁寧に説明してもらい、深く感謝しています。

40代男性（会社員）

結婚と同時に、マイホームを購入しました。当初は妻と二人で働き、住宅ローンを返済していく予定でした。ところが、妻が妊娠して退職したことで収入が減り、家計が苦しくなってしまったのです。そこで、家計の足しにと投資を始めたのですが、初心者が簡単に利益を出せるはずもありません。失敗を重ねるうちに、気付けば住宅ローンのほかに合計で800万円もの借金を重ねてしまいました。

毎月の返済は、住宅ローンをのぞいても20万円にも上っていました。大切な家族がいるため、「マイホームを売らずに借金を減らせないか」と相談しました。これほど借金が膨らむと自己破産を検討するケースが多いとのことですが、借金が投資の失敗によるものだと自己破産はまず認めらないとアドバイスされました。また、マイホームを手放したくないという希望もあったため、自己破産ではなく、提案してもらった「個人再生」を選択しました。

個人再生は自己破産と違って借金がゼロにはなるわけではありませんが、手続きの結果、800万円あった借金は160万円にまで大幅に減額できました。住宅ローンは減らないものの、それ以外の借金の毎月の返済額は20万円から4万5,000円まで減っています。マイホームを売らずに済んだうえに、借金を大幅に減らせて非常に助かりました。家族もいて不安が大きかったのですが、勇気を出して相談して良かったです。

サンク総合法律事務所（旧：樋口法律事務所）がおすすめの理由

サンク総合法律事務所（旧：樋口法律事務所）は、借金に困っている人が誰でも気軽に相談できるよう、依頼主の不安を取り除くことに尽力しています。ここでは、サンク総合法律事務所が高い評価を受ける理由を詳しく解説します。

実績豊富な弁護士が親身になって対応！女性弁護士も在籍

サンク総合法律事務所には、債務整理に関する相談が月に600件以上も寄せられます。そのうち実際に依頼を受ける数は月に100件以上にも上っています。豊富な経験・ノウハウを誇る弁護士に担当してもらえるのは大きな魅力です。また、サンク総合法律事務所には女性弁護士も複数在籍しており、女性の依頼者でも気軽に相談しやすい体制が整っています。

「相談者と真剣に向き合って解決を目指す」ことをアピールポイントに掲げており、親身な対応には定評があります。初めて借金問題を相談する場合など、不安が大きい人でも安心できるでしょう。

最短即日で借金の督促をストップ可能

弁護士に債務整理を依頼すると、消費者金融などの債権者へ「介入通知」が発送されます。介入通知を受け取ると、債権者は債務者に対して借金返済の督促をすることができません。サンク総合法律事務所では、受任後すぐに介入通知を発送するため、早ければその日のうちに督促をストップさせてくれます。精神的なプレッシャーから早い段階で解放されることは、借金の問題に悩む人にとっては大きなポイントです。

相談料・初期費用は0円！費用は分割払いOK

弁護士への依頼と聞くと高額な費用がかかるイメージがありますが、サンク総合法律事務所では、相談料や初期費用が一切かかりません。正式に依頼した場合にかかる費用についても、分割払いが可能です。手元に十分なお金がなくても、プロのアドバイスを受けたり、取り急ぎ手続きを依頼したりできるので安心です。

24時間365日、全国からの相談に対応

借金問題に苦しむ人の中には、平日は仕事が忙しくて相談する暇がないという人もいるでしょう。そのような方のために、サンク総合法律事務所は24時間365日、いつでも無料で相談を受け付けています。時間を気にせず、都合の良いタイミングで相談できるのは非常に便利です。

夜間や休日も債務整理に詳しいスタッフが応対してくれるため、「相談してもあまり参考にならない」などという心配もありません。細かい説明をしたうえで、弁護士との面談などを案内してくれます。

また、全国から相談を受け付けているため、事務所から離れた地域に住んでいても問題ありません。ただし、実際に受任契約を交わす際は、事務所で対面が必要になるケースもあるので注意しましょう。

家族や周りの人に知られずに相談できる

サンク総合法律事務所では、希望すれば家族に内緒で借金問題を相談したり、債務整理手続きを進めたりできます。守秘義務があるので、債務整理の事実を第三者に漏らされる心配もありません。ただし、生活していく中で、債務整理の事実が家族に気付かれてしまうこともあります。

たとえば、返済のために給与から一定額を積み立てることになった場合、毎月の給与が減ることで家族から疑いの目を向けられるかもしれません。「お金を何に使っているのか」など、家庭のトラブルにつながる恐れがあります。余計な心理的負担を減らすためにも、できれば事前に家族と状況を共有しておくと良いでしょう。

サンク総合法律事務所の債務整理や過払い金請求の実績は？

サンク総合法律事務所は借金問題の解決を得意としており、さまざまな債務整理案件を取り扱っています。1カ月の間に寄せられる相談・問い合わせ件数は、実に600件以上にも上るほど。そのうち、実際に依頼につながるのは100～150件ほどであり、これまでの累計では1万5,000件もの案件を受任しています（2019年12月時点）。

取り扱う案件の内訳は、50%が任意整理、20%が自己破産の同時廃止、10%が自己破産の管財、同じく10%が個人再生となっているようです。残りの10%は、過払い金の返還請求やそのほかの案件などが占めています。

自己破産と個人再生を合計すると40%に達するのですが、これは一般的な法律事務所と比べるとかなり高い割合といえます。自己破産や個人再生手続きを成功させるには豊富な経験が必要であるうえに非常に手間がかかるため、やりたがらない事務所も多いのです。

それにもかかわらず、サンク総合法律事務所は40%という高い割合で自己破産・個人再生を受任しています。依頼者に最適な債務整理を親身になって提案していることの証であり、信頼のおける事務所だとわかるでしょう。

こういった豊富な実績や丁寧な対応が評判となり、ほかの事務所での対応に納得できず、サンク総合法律事務所に相談しに来る依頼者も多いようです。全国各地からの相談を受け付けていることもあり、男女問わず、幅広い年齢の人が相談をしています。電話相談はもちろん、「地元の弁護士に相談すると目立ってしまう」などの理由で、インターネット経由で相談する人も少なくありません。

相談される借金の内容はさまざまですが、特に銀行系クレジットカードのキャッシングに関する内容が多いようです。通常、消費者金融には「年収の3分の1を超える貸し付け」を禁止する総量規制が設定されているのですが、銀行にはその規制が適用されません。このため、銀行系クレジットカードで返済能力を超える借金をしてしまい、困って相談に来るケースが多いのです。

サンク総合法律事務所は詐欺という噂がある？

サンク総合法律事務所をインターネットで調べると、「詐欺」というワードを見つけて驚いた人もいるのではないでしょうか。借金はデリケートな問題であるため、信頼できる事務所に相談したいですよね。

「もしかしてサンク総合法律事務所は避けたほうが良いのか…？」と感じる人もいるかもしれませんが、そんな心配はありません。そもそも、サンク総合法律事務所が詐欺と噂されてしまうのは、電話番号が複数あったり、相談料などが無料で逆に怪しかったり感じる人がいるためです。

しかし、電話番号が複数あるのは、事務所の代表電話や相談受け付けのフリーダイヤル、債務整理専門の相談フリーダイヤルなど、さまざまな回線が用意されているからなのです。相談料や着手金が無料というのも、ほかの法律事務所でも行われているサービスで、決して珍しいわけではありません。債務整理に強く、知名度と評判が高いことで、変に勘繰られやすいともいえるでしょう。

むしろ、サンク総合法律事務所は、詐欺の被害相談を数多く受けるプロとして知られています。特に情報商材の詐欺案件に強く、手口や被害金を取り戻す方法などについてインタビューを受けたこともあるほどです。詐欺をするどころか、詐欺と闘う側の事務所なので安心して相談しましょう。

過払い金請求や債務整理を依頼できるのは基本的に認定司法書士か弁護士だけです。しかし、どこでも同じような結果が得られるわけではありません。

専門家の実績やノウハウによって回収できる過払い金や減らせる借金額には差が出ます。

サンク総合法律事務所（旧：樋口法律事務所）の基本情報

事務所名	弁護士法人サンク総合法律事務所（旧樋口総合法律事務所）
所属弁護士会	東京弁護士会
代表弁護士	樋口 卓也（東京弁護士会　第29906号）
住所	〒104-0032東京都中央区八丁堀4-2-2ヒューリック京橋イーストビル2階
代表番号	03-6629-7930
営業時間	9:30～18:30（応相談）
定休日	土・日・祝日（応相談）

サンク総合法律事務所（旧：樋口法律事務所）の依頼費用・料金

過払い金

相談料	0円
着手金	0円
報酬金	債権者1件につき21,780円(税込み)
過払い金報酬	過払い金回収額の22%(税込み)/訴訟の場合は27.5%(税込み)

 

任意整理

相談料	0円
着手金	債権者1社につき11,000円～(税込み)
報酬金	債権者1社につき11,000円～(税込み)
減額報酬	11%(税込み)
過払い金報酬	過払い金回収額の22%(税込み)/訴訟の場合は27.5%(税込み)

個人再生

	住宅ローンあり	住宅ローンなし
相談料	0円	0円
着手金	550,000円～(税込み)	440,000円～(税込み)
報酬金	110,000円～(税込み)	110,000円～(税込み)

※個人再生の場合、「住宅ローン特則」制度によって住宅ローン以外の借金を整理し、マイホームを手元に残すこともできます。ただし、住宅ローン特則を利用すると手続きが複雑化するため、その分着手金が高くなります。

自己破産

	同時廃止	少額管財
相談料	0円	0円
着手金	330,000円～(税込み)	440,000円～(税込み)
成功報酬	110,000円～(税込み)	110,000円～(税込み)

※自己破産は、所有する財産が少ない場合に行われる「同時廃止」と、ある程度の財産を所有する場合に行われる「管財」の2種類に分けられます（管財の中でも比較的財産が少ないケースを「少額管財」と呼ぶ）。管財は手続きが複雑化するため、その分着手金が高くなります。

サンク総合法律事務所（旧：樋口法律事務所）では解決できない問題

債務整理に豊富な実績を持つサンク総合法律事務所ですが、相談すれば何でも必ず解決してもらえるわけではありません。たとえば、知人や親族などから個人的に借金をした場合、弁護士が介入しても解決するのは難しいでしょう。個人には貸金業法が適用されないため、弁護士の介入通知を発送しても督促をストップさせることはできません。

また、サンク総合法律事務所は債務整理の実績が豊富ですが、それはあくまでも消費者金融などの業者が相手の場合。業者がかかわらない個人間の借金について、これまで培ってきた交渉術やノウハウを生かせるとは限らないのです。このため、サンク総合法律事務所の公式サイトでも、個人間のみの借金については相談があっても解決できない旨が明確に記載されています。

このほか、借金をしている本人以外からの依頼も受け付けてはもらえません。債務整理の手続きは、原則借金をした本人の意思に基づいて行うことになっています。債務整理の際に必要となる借金の取引履歴の取り寄せも、本人でなければ行えません。家族の借金を相談することなどは可能ですが、解決に向けた正式な債務整理手続きは、借金をした本人でなければ依頼できないので注意しましょう。

さらに、すでに差し押さえられた給与や財産を何とかしてほしいという相談や、税金を滞納してしまったなどの相談も、サンク総合法律事務所では解決できません。すでに法テラスやほかの法律事務所などに正式に依頼している場合も、トラブルになる可能性があるため受任してもらうのは難しいでしょう。

債務整理や過払い金の問題はどんなところに相談すべき？

総務省統計局が公表しているデータによると、2018年時点の自己破産申立件数は7万件を超えていました。自己破産以外の債務整理を含めれば、さらに多くの件数に上ると予想できます。多くの人が借金の苦しみから解放される一方、お金を貸す債権者側は貸したお金や利息を回収できず、損をしているということです。過払い金の返還請求などもあり、債権者側の経営状況は決して良いものではありません。

このため、近年では債務整理の和解を引き出すことが難しくなっています。債権者側が、なかなか借金の減額に同意してくれないのです。このような状況で債務整理を成功させるには、「どの専門家に債務整理を依頼するか」を慎重に検討しなければなりません。

過払い金返還請求や任意整理といった債務整理問題を相談できるのは、基本的に司法書士か弁護士です。司法書士は「〇〇司法書士事務所」や「〇〇法務事務所」と名称で事務所を構えています。弁護士事務所は、「〇〇法律事務所」または「弁護士法人〇〇」という名称です。ちなみに、司法書士と同じく「〇〇法務事務所」と称することがある行政書士については、基本的に債務整理問題は相談できないので注意しましょう。

司法書士や弁護士と専門家には、それぞれ得意分野というものがあります。離婚問題が得意な専門家もいれば、交通事故の示談関連に強かったり、相続問題に詳しかったりと、その種類はさまざまです。

債務整理を依頼するなら、言うまでもなく債務整理を得意とする司法書士・弁護士に相談するのが基本です。離婚に詳しい弁護士に債務整理を依頼しても、成功する可能性は低いでしょう。

豊富な実績を誇るサンク総合法律事務所のように、債権者を納得させられる交渉術やノウハウにも精通した事務所を選ぶことが大切です。実際に事務所を探すときは、公式サイトやインターネットなどをチェックし、債務整理の取扱件数や評判などを詳しく調べるようにしましょう。