徳島県の過払い金請求でおすすめの事務所は？口コミ・評判・ランキングを調査

借金の返済を終えた人や、現在も借金の返済を継続中の人は、過払い金が発生しているかもしれません。

過払い金とは、貸金業法が改正される前、グレーゾーン金利と呼ばれた高い金利で借金をした場合、払い過ぎてしまった利息分のお金のことです。

法律で定められた利息よりも多く払っているため、過払い金請求をすることでその分のお金を取り戻すことが可能となります。

「過払い金請求という言葉をテレビや雑誌で知るようになって、自分が返済した借金にも過払い金があるのではないか」と考えている人は法律事務所に相談してみましょう。

過払い金請求は個人でもおこなうことが可能ですが、法律の知識も必要ですし、裁判などで時間と手間もかかるため、弁護士や司法書士に依頼することが一般的です。

ただ、弁護士や司法書士を抱えている法律事務所には、刑事事件や不動産登記といった債務整理とは異なる法律の手続きを業務の柱としているところもあります。

そういった事務所においては、過払い金請求における経験や実績を持っていない可能性もあるでしょう。

そのため、法律事務所を探すときには、過払い金請求の案件を多く取り扱っている事務所を選ぶ必要があります。

この記事では、徳島県で過払い金請求を考えている人を対象に、そのメリット・デメリットや、事務所選びのポイントなどを解説していくので参考にしてください。

徳島で過払い金請求に強い法律事務所を選ぶ方法

徳島県で過払い金請求に強い法律事務所を選ぶには、いくつかのポイントがあります。

それぞれの項目についてしっかりと確認していきましょう。

□相談数・回収数・返還額をチェック！

過払い金請求に強い法律相談所を選ぼうと考えているならば、最初に注目すべきなのは事務所の実績です。

まずは、法律事務所のホームページに行ってみましょう。

過払い金請求などの債務整理に自信を持っている事務所は、相談数・回収数・返還額などの実績を数字であらわしています。

過払い金請求に関する相談数が多い事務所であれば、債務整理の分野で積極的に業務を展開していることがわかります。

過払い金の回収数・返還額が多ければ、それだけ顧客の希望を実現してきたといえるでしょう。

□費用についての説明をしっかりとおこなっているか

過払い金請求を希望して法律事務所を訪れたときに、費用についての説明をしっかりとおこなってくれるかをチェックしておきましょう。

過払い金請求にかかる費用には、初期費用である着手金、成功報酬、過払い金報酬などがあります。

過払い金報酬というのは、返還された過払い金のうち20%を法律事務所に払うといった具合に、あらかじめ報酬の率を決めておくことです。

ちなみに、日本弁護士連合会では、この過払い金報酬に上限を定めており、裁判とならずに和解金での支払いとなった場合には最大20%、裁判となった場合には最大25%となっています。

法律事務所によっては、着手金は無料でも過払い金報酬の率が高めに設定されている場合もあるため、「無料」の言葉に飛びつかないようにしましょう。

顧客が支払わなければならない費用について、丁寧に説明してくれる法律事務所ならば、安心して手続きを任せることができます。

□無料相談や女性専用窓口などの配慮はされているか

電話や対面での無料相談をおこなっている法律事務所であれば、気軽な気持ちで過払い金請求について聞きに行くことができるでしょう。

希望すれば何度でも無料相談をおこなってくれるところや、電話相談は受け付けていないが、面談による相談は対応していくといった方針のところもあります。

また、女性専用窓口を設けている事務所では、女性スタッフが親身になって話を聞いてくれるようです。

こういった配慮は、法律事務所へ足を運ぶ際の抵抗感をやわらげてくれるでしょう。

それぞれの事務所の特徴や方針が見えてくる部分でもあるため、事務所の対応をしっかりとチェックすることをおすすめします。

□借金問題全般への対応力はあるか

借金をすでに返し終わっている人の場合には、過払い金請求の手続きのみをおこなってくれる弁護士や司法書士が必要となります。

ですが、現在も借金返済を継続している場合には、過払い金請求だけでなく、顧客それぞれの借金問題を解決していく能力が求められるでしょう。

任意整理や自己破産など、借金総額や顧客の返済能力に応じて、問題解決のための方法は異なります。

債務整理全般に関する経験と実績を持った法律事務所であれば安心できるでしょう。

過払い金請求をもっと知ってから事務所を選ぶ

徳島県で法律事務所を選ぶ前に、過払い金請求についてもっと知っておくのはいかがでしょうか。

事前に基礎的な知識を身につけておくと、無料相談の際にどのようなことに注意すべきかといった理解が深まるでしょう。

□過払い金請求とは

2010年に完全施行された貸金業法により、貸金業者がグレーゾーン金利という高い金利でお金を貸すことができなくなりました。

グレーゾーン金利は廃止され、利息を払い過ぎていた人は借金の返還請求が可能となっています。

これが過払い金請求です。

つまり、過払い金請求とは、払い過ぎてしまった自分のお金を取り戻すための手続きを意味します。

□過払い金請求の条件とは

過払い金請求は、法定利率以上の金利で借金を返済した人が対象となります。

自分に過払い金があるのかわからないという人もいるかもしれません。

そういった場合には法律事務所に相談して、過払い金の有無について調査してもらいましょう。

借金を完済した人でも、完済後10年を過ぎていなければ過払い金請求が可能です。

10年を過ぎてしまうと、残念ながら時効となってしまいます。

貸金業者が倒産していても過払い金請求は不可能となるため、できるだけ早く手続きを開始しましょう。

□過払い金請求のメリットとは

過払い金請求のメリットは、払いすぎた利息を貸金業者から取り返せることです。

法律事務所に依頼すれば、貸金業者との交渉はすべて弁護士か司法書士がおこなってくれます。

そのため、「貸金業者を訴えるなんてこわい」と思っている人も、法律事務所を頼ることで過払い金請求の手続きを問題なく進められるでしょう。

□過払い金請求のデメリットやリスクとは

借金の返済を終えている人が過払い金請求をする場合、気をつけることはとくにありません。

過払い金の有無について疑問があるならば、積極的に法律事務所に相談しましょう。

その一方で、借金問題を現在も抱えている人の場合には、過払い金請求をおこなうデメリットやリスクについて知っておく必要があります。

1つ目のリスクは、借金返済中の貸金業者に対して過払い金請求をおこなうと、その貸金業者から新たな借り入れをすることがむずかしくなることです。

貸金業者にとっても、過払い金請求は時間と労力を費やさなければなりません。

裁判ともなればなおさらでしょう。

そのような顧客に対して、新たにお金を貸すというのはハードルが高くなるのが自然です。

2つ目のリスクとしては、過払い金請求後にも借金が残っている場合、ブラックリストに名前が登録されてしまうことです。

ブラックリストに名前が載ると、新たな借金はできなくなります。

各種ローンやクレジットカードの利用もあきらめざるを得ないでしょう。

過払い金請求後に借金が完済されることになればブラックリストに載る心配はいらないため、法律事務所と相談のうえで手続きを開始するかどうかを判断しましょう。

□過払い金の計算方法は？

過払い金がいくらあるのか知るためには、引き直し計算をしなければなりません。

引き直し計算とは、貸金業者が決めていた高金利の利息を調べ、法定金利との差額を出すことをいいます。

その差額分が過払い金となり、返還請求によって戻ってくるお金です。

徳島の特徴について

□徳島県の市町村と主要な駅

徳島県の市町村には、徳島市、鳴門市、小松島市、阿南市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、勝浦郡勝浦町・上勝町、名東郡佐那河内村、名西郡石井町・神山町、那賀郡那賀町、海部郡牟岐町・美波町・海陽町、板野郡松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町、美馬郡つるぎ町、三好郡東みよし町があり、人口は約74万人です。

県庁所在地である徳島市には、人口の3割以上となる約26万人が住んでいます。

阿南市や鳴門市、吉野川市なども多くの住民を抱えていますが、徳島市以外に10万人を超える都市はありません。

JR高徳線の徳島駅や、JR牟岐線の阿南駅、JR高徳線の勝瑞駅などが乗降客の多い主要な駅といえるでしょう。

□徳島県の労働力人口や所得

2015年国勢調査の調べによると、徳島県の労働力人口は、前回調査時よりも3.9%減の約36万人でした。

労働力人口が総人口に占める割合は、1.2ポイント減の56.6%です。

また、1人あたりの県民所得は、前年比1.2%増の292万1000円となっています。

□徳島県の貸金業者と銀行の数

2015年の財務省による調査では、徳島県内には7つの貸金業者が確認されています。

全国展開をしている大手から、地元に根ざした中小の貸金業者まで探すことができるでしょう。

また、2016年3月時点で、徳島県内の銀行は大手の支社のほかに阿波銀行と徳島銀行が挙げられます。

貸金業者や銀行は、人口の多い徳島市や阿南市などの都市に集中している傾向が見られました。

□徳島県の経済状況は？

2015年度の調べでは、徳島県の経済成長率は名目で1.2%増、実質で0.5%増でした。

県内の産業は製造業の比重が重く、LEDをはじめとして医薬品や機械製品などの生産が盛んです。

また、徳島県の代名詞ともなっている阿波踊りや、観光客に人気の鳴門の渦潮などの見所を活用して観光業にも力を入れています。

□徳島県に住むメリットとデメリット

徳島県には、豊富な水量を誇る那賀川や吉野川、四国山地における急峻な山々など、手つかずの自然が多く残っています。

鳴門の渦潮や上勝町の棚田、瀬戸内海の海の幸は観光客にも人気です。

さらに、毎年8月に行われる阿波踊りは400年の歴史があり、来場者数は約135万人と日本でも最大規模の祭りの一つに数えられています。

徳島県内に住むならば、交通アクセスが良くて暮らしやすい徳島市内がおすすめです。

都市での生活は便利ですし、少し足をのばすだけで豊かな自然にふれることができます。

子育てや老後の生活にも適した環境といえるでしょう。

都市以外のエリアに住む場合には、自動車を保有する必要があります。

鉄道やバスだけでは、ちょっとした買物をするだけでも不自由となるでしょう。